2021-01-01から1年間の記事一覧
週末のCofee Break、写真紀行です。 プラハの街を散策して、12:00までにホテルへ戻るつもりでした。 が、途中で道に迷ってしまい、チェック・アウトの時間に遅れてしまいました。 超過料金を請求されても仕方がないと思いましたが、「ごめんなさい、迷っちゃ…
『和をもって日本となす』(ロバート・ホワイティング著、玉木正之訳、角川書店、1990年) ***** 「二」章では、「現在まで日本人の野球観に多大な影響を与え続けた」という飛田穂洲の哲学が紹介されます。 彼は、1919年~1925年まで早稲田大学野球部の…
『和をもって日本となす』(ロバート・ホワイティング著、玉木正之訳、角川書店、1990年) ***** 「一」章は、ボブ・ホーナーの次の言葉ではじまります。 ホーナーは、当時のメジャー・リーグのオールスター選手でした。 ヤクルト・スワローズと契約し…
『和をもって日本となす』(ロバート・ホワイティング著、玉木正之訳、角川書店、1990年)の原著は、バブル絶頂期の1989年に出版されました。 野球を通じて、日本とアメリカの文化の違いや軋轢を描いた名著です。 玉木正之さんの翻訳もみごとで、これほど自…
著書の11-5で、「日本の生産性はなぜ低いのか」ということを考えました。いろいろな要因があるのだと思いますが、「文化」の問題もあるのかもしれません。 「生産性」や「効率」というのは「費用対効果」、つまり「費用」に対する「効果」の大きさです。費用…
詳細は決まっていないのですが、次の著書は「マーケティング」をテーマにする予定です。 私は大学でマーケティングのゼミをとって以来、かれこれ30年以上、マーケティングを学んだり、教えたりしてきました。 専門書から一般向けまで、マーケティングの本も…
旧市街広場から、西へ10分ほど歩くと、モルダウ(ヴルタヴァ)川に出ます。 マーネス橋のたもと(東側)に、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地「ルドルフィヌム」があります。 チェコ・フィルの創立公演(1896年)では、ドヴォルザーク本人の指揮で…
週末(といいますか、お盆ですね)のCoffee Breakです。 プラハ中央駅前のホテルにチェック・インするとき、私の前にいた女性のお客さんが、手続きが終わってもフロントの人と長話をしていました。 すると、ロビーで座っていたご老人(たぶんアメリカ人)が…
今回も、著書のボツネタ(前回のつづき)です。 ***** ②「置く位置を決める」では、頻繁に使うものほど、身体の近く、手の届く場所、最小の時間・距離・動作でとれる場所に置くのが基本です。私の場合は、自分の座るイスを囲むように、パソコン、プリン…
今回も、著書のボツネタ(前回のつづき)です。 ***** 整理・整頓のコツは3つあります。①「モノを減らす」、②「置く位置を決める」、③「使ったものはもとへ戻す」ということです。 ①「モノを減らす」ですが、モノが多いほど、整理・整頓して収納するの…
今回は、著書のボツネタから。 時間管理の話ですが、紙幅の関係で削ることになりました。 ***** 今度は、時間について考えてみましょう。ドラッカーは次のように書いています。 成果をあげる者は、時間が制約要因であることを知っている。あらゆるプロ…
著書の増刷が決まりました。 出版される本のなかで、増刷される割合は15%前後といわれます。 「出版不況」といわれて久しく、本を出すこと自体が難しい時代です。 出版から1ヶ月半での増刷は、大変ありがたいことです。 応援してくださったみなさまのおかげ…
著書の9-4では、アダム・スミスの『国富論』を引用して、「交換」と「分業・専門化」の話をしました。 教科書で『国富論』の名前を知ってはいても、実際に読んだことのある人は、あまりいないのではないでしょうか。 著書ではあまり多くを紹介できませんでし…
オーバートラウン(Obertraun-Dachsteinhoehlen)の駅から、北へ25kmほどのバート・イシュル(Bad Ischl)、そこから北へ50kmほど行ったアットナング・プッフハイム(Attnang-Puchheim)を経由して、さらに北東へ70kmほどのリンツ(Linz)へ向かいました。 …
このあたりの鉄道は、湖の東岸を走っています。 ハルシュタットの街は西岸なので、列車で訪れる人の多くは、対岸から船で行くことになります。 東岸にある鉄道のハルシュタット駅と、西岸のHallstatt Markt(街の中心部、ルーテル教会にほど近い船着き場)を…
週末のCoffee Break、写真紀行です。 前回に続いて、ハルシュタットの散策。 街から北側を見ると、こんな感じ。 北の高台(上の写真、Haus Cianのあたり)まで歩いて、街をふり返ると、こんな感じです。 来た道を戻って、ふたたび街の南側、Hallstatt Lahnの…
最近、「FIRE」という言葉をよく耳にします。 「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとったもので、「経済的に自立して、早くリタイアしよう」というものです。 簡単にいえば、「早くお金を貯めて、好きなことをする自由を手に入れよう」とい…
著書を読んでくださった方から、よく「わかりやすい」と言っていただきます。 社交辞令もあるのでしょうし、他に褒めるところがないのかもしれませんが、「わかりやすさ」にこだわって書いたのはたしかです。 今回は、「わかりやすい文章」ということについ…
著書の8-12~8-14で、『TEAM OF TEAMS』という本の内容を紹介しました。 紙幅の関係で、著書では大幅にカットせざるを得なかったのですが、とても重要なことがわかりやすく書かれているので、ここでは少し長めに引用しておきます。 ***** 2003年から200…
今回も、著書のボツネタから。 前回の続きとして読んでいただければと思います。 機能別組織と事業部制組織は、伝統的な経営学の教科書には必ず出てくるようなトピックスです。 ただ、少々込み入った話になってしまい、現代の組織の説明としては古くなってき…
今回も、著書のボツネタから。 前回の「組織(ヒエラルキー)か、市場か」という話の続きです。 これも重要なトピックスではありますが、やや専門的で難しくなってしまったように思えて、最終的には削りました。 ***** このように、「組織」(ヒエラル…
ハルシュタットの中心部から、南側をふり返って。 ロフト・アム・ゼー(Loft am See)というホテルのある一角。 本当に、気持ちのよい場所です。 世界遺産の街並み。 独特の木造建築が目立ちます。 ルーテル教会の塔がある、街の中心部。 Hallstatt, Austria…
週末のCoffee Break、写真紀行です。 目覚めてカーテンを開けると、幻想的な世界が広がっていました。 朝食のあいだに、日が昇ってきました。 ドイツ語の朝の挨拶は「グーテン・モルゲン」(Guten Morgen)と習いますが、発音は「グーテン・モアゲン」に近く…
今回も、著書のボツネタからです。 ヒエラルキーと市場の中間に「ネットワーク」があるという話の前置きに書いたのですが、紙幅の関係で削ることになりました。 ***** 官僚的な「ヒエラルキー」と比較対照される言葉に、自由な取引が行われる「市場」が…
今回も、著書のボツネタからです。 重要なトピックスではありますが、話がちょっと難しくなったような気がして、最終的には削りました。 ***** 事前の情報や知識によって、これから起こることを予想し、準備して対応することを「フィード・フォワード」…
今回も、著書のボツネタから。 11-6で欧米(ドイツ)の働き方について書いたのですが、紙幅の関係で引用をかなりカットせざるを得ませんでした。 ここでは、当初のバージョンを紹介します。 ***** 20年間にわたってドイツで働いたビジネスマンの隅田貫…
今回も、著書のボツネタから。 日本の働き方について書いた部分ですが、ちょっと話が細かくなりすぎたような気がして、最終的には削りました。 ***** パーソル総合研究所は2019年に、日本を含むアジア太平洋地域(APAC)14カ国の就業意識を調査しました…
今回も、著書のボツネタから。 競争戦略の話のまとめとして書いたのですが、紙幅の関係で削ることになりました。 ***** 戦略について、いろいろな話をしてきました。結局は、どこに費用をかけて、どんな効果(価値)を生むかということです。ここでも、…
次の目的地は、オーストリアのハルシュタット。 ホテルをチェック・アウトして、サンタ・ルチア駅へ向かいました。 駅前のスカルツィ橋からの眺め。 右手に見えるのが駅です。 Venezia, Italy 後ろを振り返って、ヴェネツィアに別れを告げました。 Venezia, …
旅行4日目の朝。 朝日に輝くヴェネツィアの街を、ヴァポレットで巡りました。 Venezia, Italy ⇒「写真紀行」の記事一覧はこちら。 ⇒ ブログの概要(トップ・ページ)はこちら。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「宣伝会議」さまの実践講座に登壇しました。 www.sendenkaigi.co…