(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ものは言いよう? 「フレーミング効果」

「ものは言いよう」といいますが、実質的には同じことでも、言い方によって印象が大きく変わることがあります。 行動経済学者のカーネマン(Daniel Kahneman、2002年にノーベル経済学賞)は、「問題の提示のしかたが、考えや選好に不合理な影響をおよぼす」…

アジア旅行・夏(19)ホイアン

週末のCofee Breakです。 現地ツアーのガイドさんに案内されて、「SAKURA」というレストランに入りました。 2017年のAPEC(アジア太平洋経済協力)では、日本の安倍首相(当時)とベトナムのフック首相(当時)が、このお店で会食をしたそうです。 これは201…

本日発売の『PRESIDENT』さまで、筆者の記事が掲載されています

本日発売の『PRESIDENT』2023年2.17号で、筆者の記事が掲載されています。 「職場の心理学」のコーナー、「絶対に失敗が許されない人の「意思決定力」養成法」というタイトル、p.106~109の4ページです。 presidentstore.jp ⇒「お知らせ」の記事一覧はこちら…

なぜ「八甲田山 死の彷徨」は起きたのか(2)「後知恵バイアス」

前回紹介しましたが、新田次郎さんの小説『八甲田山 死の彷徨』のモチーフになった悲劇は、観測史上最大の寒波のなかで起りました。 そんな日に、たまたま条件の悪い場所にいたことが、遭難に至った最大の原因なのかもしれません。 「後知恵バイアス」(hind…

アジア旅行・夏(18)ホイアン

週末のCofee Breakです。 いよいよ世界遺産・ホイアンの旧市街で行われるランタン祭りへ。 このときに参加した現地ツアーは、日本語を話すガイドさんが同行し、ダナン~ホイアンの往復(貸切バス)と、ホイアンでの夕食(ホイアン三大名物)がついて、料金は…

なぜ「八甲田山 死の彷徨」は起きたのか(1)

この週末、「10年に一度」の寒波が襲来すると報じられています。 そのニュースを聞いて、ドラマや映画にもなった新田次郎さんの小説『八甲田山 死の彷徨』(新潮文庫、1978年)を思い出しました。 日露戦争前の1902年、青森県の2つの歩兵連隊が、八甲田山で…

アジア旅行・夏(17)ダナン

週末のCofee Breakです。 ダナンでの2日目、まずはビーチを散歩。 明るい色の砂浜が延々と続きます。 広々と、気持ちのよい「ミーケー・ビーチ」。 翌日の夜には、古都「ホイアン」で満月の夜に行われるランタン(灯籠)祭りを見に行く予定でした。 その下見…

書店探訪(13)札幌、川崎、東京

帰省の途中、札幌のランドマーク「テレビ塔」の近くにある「MARUZEN & ジュンク堂書店 札幌店」さまに立ち寄りました。 「今さらマーケティング」を面陳してくださっていました。 ありがとうございます。 (写真は2023年1月上旬) 「今さら意思決定」も面陳…

アジア旅行・夏(16)ダナン

明けまして、おめでとうございます。 今年も、どうぞよろしくお願いいたします。 週末のCofee Breakです。 「ミーケー・ビーチ」沿いの大通りを散策しました。 (2016年当時)ホテルの南100mくらいのところにあった「Saling Bar」というプール・バー。 「Goo…

書店探訪(12)旭川

今回は、帰省で訪れた故郷・旭川市(北海道)の書店さまを探訪しました。 (写真はいずれも、2023年の1月初旬です) 旭川の駅前、「フィール旭川」の5階にある「ジュンク堂書店 旭川店」さま。 「今さら経営学」と「今さらマーケティング」を、並べて面陳し…

書店探訪(11)二子玉川、六本木、代官山

2023年のお正月は、3つの「蔦屋書店」さまを探訪しました。 どのお店もオシャレで、わくわくする「蔦屋書店」さま。 本好きには、たまりません。 拙著を大きく展示してくださるお店も多く、いつも感謝しています。 今回、最初に訪れたのは「二子玉川 蔦屋家…