2021-01-01から1年間の記事一覧
経済金融メディア「ZUU online」さまの連載記事で、拙著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』の内容が紹介されています。 第2弾の5回目は、「 「叱る」と「褒める」、どっちがいい? 」(拙著7-6)というテーマです。 「平均への回帰」という…
経済金融メディア「ZUU online」さまの連載記事で、拙著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』の内容が紹介されています。 第2弾の4回目は、「 モチベーションは高すぎてもダメ?」(拙著7-5)というタイトルです。 「モチベーション」につい…
経済金融メディア「ZUU online」さまの連載記事で、拙著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』の内容が紹介されています。 第2弾の3回目は、「 なぜ、ルイ・ヴィトンはセールをやらない?」(拙著5-8)というタイトルです。 「価格競争」につ…
経済金融メディア「ZUU online」さまの連載記事で、拙著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』の内容が紹介されています。 第2弾の2回目は、「 「会社の利益」と「自分の利益」、どっちが大事?」(拙著2-8)というタイトルです。 「インセン…
経済金融メディア「ZUU online」さまの連載記事で、拙著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』の内容が紹介されています。 第2弾の1回目は、「なぜ、ダイエーは衰退した?」(拙著2-5)と「苦痛は喜びの2倍?」(拙著2-6)という2つのトピック…
週末も終わりそうですが、Cofee Breakです。 寄港地のジェノヴァから、ポルトフィーノ(Portfino)というリゾートを訪れました。 Portfinoは、たぶん英語でいうとfine port、「素敵な港」ということかな、と思ったのですが、実際のところはわかりません。 夏…
Chester Irving Barnard, The Functions of the Executive, Harvard University Press, 1938, 1968 (30th anniversary ed.). チェスター・バーナード(Chester I. Barnard)は、「経営学の父」と呼ばれています。 ちなみに「経済学の父」と呼ばれるのは、『…
週末のCofee Breakです。 出航は17:00でした。 船はゆっくりと、港から海原に出ました。 翌朝(予定では8:00)、ジェノヴァに入港しました。 カラフルな街並み。 雲間から、薄明光が差しています。 下船して振り返ると、巨大マンションのような船体。 ⇒「写…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** 管理の要素の5つめ、「統制」については、次のように書かれています。(p.183-186) (5) 統制 ● 統制とは、すべてのことが採用された計画・与えられた命令・承認…
週末のCofee Breakです。 一夜明けて、雨にけぶるマルセイユ。 朝食をすませてから、フェリー・ターミナルへ向かいました。 乗ったタクシーはカー・チェイスのような走りで、スリルがありました。 いよいよ、乗船です。 おシャレなビュッフェ。 メイン・ロビ…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** 管理の要素の4つめ、「調整」については、次のように書かれています。(p.177-181) (4)調整 ● 調整とは、企業の活動と成功を容易ならしめるように、企業のすべ…
週末のCofee Breakです。 クルーズの乗船前夜、マルセイユの旧港を見わたすホテルに泊まりました。 笹倉鉄平さんの絵のような、港の青い夜。 ⇒「写真紀行」の記事一覧はこちら。 ⇒ ブログの概要(トップ・ページ)はこちら。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「宣伝会議」さま…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** 管理の要素の3つめ、「命令」については、次のように書かれています。(p.166-167) (3)命令 ● 社会体が構成されれば、問題はそれを機能させることである。これ…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** 管理の要素の2つめ、「組織」については、次のように書かれています。(p.97-127) ここに出てくる「責任者は一般に四人あるいは五人以上の直接の部下を持たない」…
週末のCofee Break。 新しいシリーズは、2017年春の地中海クルーズの旅です。 乗船はマルセイユから。 成田からイスタンブール経由のトルコ航空で、マルセイユ・プロヴァンス空港へ。 空港からマルセイユ市街へは、タクシーで5000円くらい。 マルセイユ旧港…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** ファヨールは、「管理」が「予測」「組織」「命令」「調整」「統制」の5つの要素からなると言います。(p.21) 管理とは、予測し、組織し、命令し、調整し、統制す…
週末のCofee Break、アムステルダム散歩の続きです。 この旅の最終回になります。 シント・ヤンス橋(Sint Jansbrug)から、北を見た眺め。 アウデ・ドゥーレン通り(Oude Doelenstraat)の橋から、北を見た眺め。 帰りは、1つ西のシンゲル(Singel)運河に…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** 今回は「14の管理原則」のうち、(11)~(14)を紹介します(p.70~73)。 (11)公正の原則 ● 従業員がその職務の遂行において、進んで事に当ろうとする熱意と、…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** 今回は「14の管理原則」のうち、(8)~(10)を紹介します(p.53~69)。 ファヨールがすでにヒエラルキーの欠点をよく認識していて、分権化についても言及してい…
週末のCofee Break。 ブルージュを後にして、スキポール空港から帰国すべく、アムステルダムへと向かいました。 日本の列車は時間に正確だと、よくいわれます。 が、スイス、オーストリア、ドイツなど、ここまで旅した国々では、とくに遜色を感じないくらい…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** 今回は「14の管理原則」のうち、(4)~(7)を紹介します。(p.49~53) とくに(4)の「命令一元性の原則」(unity of command、命令の統一)は、ヒエラルキーを…
週末のCofee Break、今回でブルージュ散歩も終わりです。 ネポムク橋(Nepomucenusbrug)の南側から、北を見た眺め。 運河側から見たビール醸造所(Brewery Bourgogne des Flandres)。 ダイフェル(Dijver)公園のフリーマーケット(Flohmarkt)のあたりか…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** 今回は「14の管理原則」のうち、(1)~(3)を紹介します。(p.43~48) (1)分業の原則 ● 分業は同一の努力でより多くの、より良いものを生み出すようになるこ…
H・ファヨール著、佐々木恒男訳『産業ならびに一般の管理』(未来社、1972年)。 ***** 「経営学の名著を読む」と題して、経営学の古典的な名著を紹介していこうと思います。 最初にとりあげるのは、ファヨール(Henri Fayol)が1916年に書いた『産業な…
週末のCofee Break、朝のブルージュ散歩の続きです。 メー橋(Meebrug)から、東を見た眺め。 ホテル ディエ スワネ(Die Swaene)のあたりから、対岸の眺め。 ローゼンフードの船着き場(Rozenhoedkaai)のあたりから、北西を見た眺め。 ⇒「写真紀行」の記…
『選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義』(シーナ・アイエンガー著、櫻井祐子訳、文藝春秋、2014年) ***** アイエンガーは個人主義・集団主義と関係のある要因として、「豊かさ」「人口密度」「異文化との接触」「学歴」「年齢」をあげ…
『選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義』(シーナ・アイエンガー著、櫻井祐子訳、文藝春秋、2014年) ***** 「集団主義」の起源については、次のように書かれています。 個人主義の重視が、一般に啓蒙主義運動を単一の起源とするのに対…
週末のCofee Breakです。 9日目、この旅も最後の日になりました。 人通りのまだ少ない、朝のブルージュを散歩。 ふたたび、マルクト広場へ。 立ち並ぶギルドハウス。 ブルグ広場。 左が警察署、右は市庁舎です。 市庁舎の近くの橋から、南西を見た眺め。 市…
『選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義』(シーナ・アイエンガー著、櫻井祐子訳、文藝春秋、2014年) ***** 「集団主義」については、次のように書かれています。 日本などの集団主義社会に属する人々は、選択を行う際、「わたしたち」…
『選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義』(シーナ・アイエンガー著、櫻井祐子訳、文藝春秋、2014年) ***** アイエンガーは「個人主義」の定義(言葉の意味)やルーツについて、次のように書いています。 アメリカをはじめ、個人主義志…