(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

ノウハウ

著者として本を出す方法は?(8)ベスト・セラーの確率は?

(前回から続く) そうした「自分が勝負する領域」は、ビジネスでは「ポジション」、生物学ではニッチ(niche、生存条件)と呼ばれます。 生物学では「1つのニッチには、1種類の生物しか生き残れない」という「競争による排除」の法則(law of competitive e…

著者として本を出す方法は?(7)「ポジショニング」を考える

(前回から続く) 3つめの「自分より強いライバルがいない」「競争で勝てる」というのは、いちばん重要で、ちょっとわかりにくいポイントかもしれません。自分の好きなこと、得意なことを書いて、それを求めるお客がいても、それだけで商売が成り立つとはか…

著者として本を出す方法は?(6)どんな本が売れる?

これは本にかぎりませんが、商品として成功するには、ざっくり言って3つのポイントがあると思います。 1つめは「自分が好きなこと、得意なこと、やりたいこと」を追求するということです。自分の夢や趣味なら、これだけで突き進んでもよいでしょう。 今では…

著者として本を出す方法は?(5)本のマーケティング

本のマーケティングは、出版社がやってくれる部分もありますが、著者もがんばらなければ、道は開けません。 本の表紙は、広告ポスターのようなもので、売れ行きに大きく影響します。 表紙のデザインはブック・デザイナーさん、タイトルやコピー(宣伝文句)…

著者として本を出す方法は?(4)本を売るにはどうすればよい?

マーケティングで「露出」(exposure、人目にふれる)や「認知」(awareness、知ってもらう)という言葉があります。 どんなによい本でも、誰の目にもふれず、誰も知らなければ、1冊も売れないでしょう。存在を知ってもらい、興味をもってもらってはじめて、…

著者として本を出す方法は?(3)著者の収入はどれくらい?

書籍についての統計情報が、総務省のウェブサイトで公表されています。 統計局ホームページ/日本の統計 2022−第26章 文化 統計局ホームページ/日本の長期統計系列 第26章 文化・レジャー 本の出版点数は、減少傾向にあります。それでも2020年には、7万点近…

著者として本を出す方法は?(2)「ほんたま」さんにお願いする

これは2015年の情報ですが、出版プロデューサーの吉田浩さんによると、出版社に本の企画を持ち込んで、採用されるのは0.3%、1000回に3回の確率だそうです。 たとえ100社の出版社を探して持ち込んでも全滅の可能性が高いわけで、時間もどれだけかかるかわか…

著者として本を出す方法は?(1)

私は(学術書・教科書の共著は6冊ほど書いていましたが)2021年に初めて、一般向けの本を単著で出しました。 最初は勝手がわからず、出版社を見つけるのに苦労しました。 これから著者になろうとする人の参考になるかもしれないので、本の出し方について書い…

地中海クルーズ紀行(12) クルーズの旅について

週末のCofee Breakです。 クルーズ船というと、お値段の高いイメージがあるかもしれません。 「豪華客船」というような船だと、そうなのでしょう。 しかし今回乗ったMSCや、Costaといった会社のカジュアル船だと、総額では普通の海外旅行と同じくらいだと思…

「わかりやすい文章」を書くには?: 池上彰さんに学ぶ

著書を読んでくださった方から、よく「わかりやすい」と言っていただきます。 社交辞令もあるのでしょうし、他に褒めるところがないのかもしれませんが、「わかりやすさ」にこだわって書いたのはたしかです。 今回は、「わかりやすい文章」ということについ…