2022-01-01から1年間の記事一覧
前々回になりますが、「わかりやすい」文章は「読者の脳に負担をかけない」文章だ、と書きました。それは「脳にとって情報処理が簡単」「早く楽に理解できる」「スーッと頭に入る」ということです。心理学では「認知容易性」(cognitive ease)や「流暢性」…
週末のCofee Breakです。 エズを散歩。 小さな街で、2、3時間もあれば、ひととおり回れると思います。 ⇒「写真紀行」の記事一覧はこちら。 ⇒ ブログの概要(トップ・ページ)はこちら。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「宣伝会議」さまの実践講座に登壇しました。 www.senden…
「推敲」という言葉があります。 Googleで検索すると、いちばん上に出てきたのは「詩や文章をよくしようと何度も考え、作り直して、苦心すること」という意味でした。 村上春樹さんの『職業としての小説家』(新潮社、2016年)に、次のようなくだりがありま…
週末のCofee Breakです。 モナコから西へ、クルマで20分(10km)ほどの鷲の巣村「エズ」へ向かいました。 が、道を間違えて通り過ぎてしまいました。 山道をどう走ったのか、西からベラ・ビスタ通りを戻って、エズへ。 「Bella Vista」(美しい景色)という…
2022年発売の『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」』が、早くも3刷になります。 お読みくださった方、応援してくださった方のおかげです。 ありがとうございます。 「二子玉川 蔦屋家電」さまの7月の「マーケティング」ランキング、拙…
どんな文章がよいかは、好みや目的によるでしょう。私は「わかりやすい」文章を心がけています。 池上彰さんは、次のように書いています。 「わかりにくい文章を書いている人は、その物事についてよくわかっていない」と考えています。自分でも内容を十分に…
週末のCofee Break。 モナコ散歩の続きです。 「オスタンド通り」から「モンテ・カルロ通り」へ入るあたりで、南東を見た眺め。 「モンテ・カルロ通り」を上ると、国営の「カジノ・モンテ・カルロ」と、併設の「モンテ・カルロ歌劇場」(南西側)が見えてき…
(前回から続く) そうした「自分が勝負する領域」は、ビジネスでは「ポジション」、生物学ではニッチ(niche、生存条件)と呼ばれます。 生物学では「1つのニッチには、1種類の生物しか生き残れない」という「競争による排除」の法則(law of competitive e…
「有隣堂 グランデュオ蒲田店」さまで、「DO BOOKS 創刊25周年」フェアが開催されていました。 拙著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』は、経営学のコーナーで面陳。(「有隣堂 グランデュオ蒲田店」さま、2022年6月下旬) 『今さらだけど…
週末のCofee Breakです。 ルシヨンから東へ100kmちょっと走ったところにあるガレタス橋(Pont du Galetas)から、東を見た眺め。 雨にけぶるヴェルドン渓谷。 ここから一路、モナコへ走りました。 モナコは迷路のような街です。 同じところを何度もまわり、…
写真は「金沢ビーンズ明文堂書店」さまの「DO BOOKS 創刊25周年」フェアの様子です。 拙著は、真ん中に面陳されています。 全国の多くの書店さまで、このような展開をしてくださいました。 書店さまによりますが、今回のフェアは、そろそろ終盤です。 見かけ…
(前回から続く) 3つめの「自分より強いライバルがいない」「競争で勝てる」というのは、いちばん重要で、ちょっとわかりにくいポイントかもしれません。自分の好きなこと、得意なことを書いて、それを求めるお客がいても、それだけで商売が成り立つとはか…
週末のCofee Breakです。 ルシヨン散歩の続き。 「サン・ミシェル教会」の鐘楼と時計台。 たまたまかもしれませんが、猫さんによく会います。 天空に浮かぶ、赤い街。 赤土の断崖。 ルシヨンをあとにして、一路、モナコへ向かいます。 ⇒「写真紀行」の記事一…
これは本にかぎりませんが、商品として成功するには、ざっくり言って3つのポイントがあると思います。 1つめは「自分が好きなこと、得意なこと、やりたいこと」を追求するということです。自分の夢や趣味なら、これだけで突き進んでもよいでしょう。 今では…
(以下は、投稿日時点の情報です)同文館出版のフェア「推し本! みんなの”仕事の相棒“となる一冊 DO BOOKS 創刊25周年」で、拙著を2冊、展示していただいています。 数ある本のなかから、フェアのラインナップに推していただき、とても光栄です。 早速、フ…
週末のCofee Breakです。 ミュールから南東へ15分(10km)ほど走ったところに、鷲の巣村「ルシヨン」があります。「オークル」と呼ばれる赤い土でできた街。 「フランスの最も美しい村」にも選ばれています。 右端の鐘楼は「サン・ミシェル教会」。 中心部は…
お店によって開催時期はさまざまですが、今月~来月くらいに、全国の約160の書店で「DO BOOKS 創刊25周年フェア」が開催されています。 すべての開催店ではないと思いますが、拙著の2冊も並んでおりますので、見かけましたら立ち読みだけでも、ご覧いただけ…
本のマーケティングは、出版社がやってくれる部分もありますが、著者もがんばらなければ、道は開けません。 本の表紙は、広告ポスターのようなもので、売れ行きに大きく影響します。 表紙のデザインはブック・デザイナーさん、タイトルやコピー(宣伝文句)…
「二子玉川 蔦屋家電」さまの月間ランキングで、今月(2022年6月)も拙著がマーケティング部門の1位になっています。 ありがとうございます。 ⇒「お知らせ」の記事一覧はこちら。 ⇒ ブログの概要(トップ・ページ)はこちら。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「宣伝会議」さま…
週末のCofee Breakです。 朝霧のなか、ホテル(Mas des Romarins)の近くを散歩。 セナンク道路と、カヴァイヨン道路が交わるあたりからの眺め。 中世にタイム・スリップしたような、幻想的な景色です。 ホテルをチェック・アウトして、「セナンク修道院」へ…
マーケティングで「露出」(exposure、人目にふれる)や「認知」(awareness、知ってもらう)という言葉があります。 どんなによい本でも、誰の目にもふれず、誰も知らなければ、1冊も売れないでしょう。存在を知ってもらい、興味をもってもらってはじめて、…
週末のCofee Breakです。 「エクス・アン・プロヴァンス」を出て、この日の宿泊地「ゴルド」へ。 車載用のスマホ・ホルダーを日本から持参していました。 Googleマップのナビは、海外でも日本語で案内してくれます。 電波のつながらない場所でも使えるように…
書籍についての統計情報が、総務省のウェブサイトで公表されています。 統計局ホームページ/日本の統計 2022−第26章 文化 統計局ホームページ/日本の長期統計系列 第26章 文化・レジャー 本の出版点数は、減少傾向にあります。それでも2020年には、7万点近…
週末のCofee Breakです。 今回は、Hertzのウェブサイトでオートマ車を予約してありました。 以前フランスで車をレンタルしたときは、マニュアル車でした。 ヨーロッパは(たぶん今でも)マニュアル車がふつうです。 イタリア人やフランス人にその理由を尋ね…
これは2015年の情報ですが、出版プロデューサーの吉田浩さんによると、出版社に本の企画を持ち込んで、採用されるのは0.3%、1000回に3回の確率だそうです。 たとえ100社の出版社を探して持ち込んでも全滅の可能性が高いわけで、時間もどれだけかかるかわか…
週末のCofee Breakです。 今回の旅の最終回になります。 「カタルーニャ音楽堂」から南へ6分(500m)ほど歩くと、「サンタ・エウラリア大聖堂」があります。 そこへ行く途中、(雰囲気からすると移民風の)少年が寄ってきました。 「ママと話したいから、そ…
私は(学術書・教科書の共著は6冊ほど書いていましたが)2021年に初めて、一般向けの本を単著で出しました。 最初は勝手がわからず、出版社を見つけるのに苦労しました。 これから著者になろうとする人の参考になるかもしれないので、本の出し方について書い…
週末のCofee Breakです。 バルセロナの街路は碁盤の目のようで、多くの通りは「北西~南東」と「北東~南西」の2方向に伸びています。 「サグラダ・ファミリア」から、「プロヴェンサ通り」を南西に20分(1.5km)ほど歩くと、ガウディの「カサ・ミラ」(Casa…
「二子玉川 蔦屋家電」さまで、拙著がマーケティング部門の月間ランキング 1位になりました。 ありがとうございます。 ⇒「お知らせ」の記事一覧はこちら。 ⇒ ブログの概要(トップ・ページ)はこちら。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「宣伝会議」さまの実践講座に登壇しまし…
経済金融メディア「ZUU online」さまの連載記事で、拙著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」』の内容が紹介されています。 第6回は、「広告・宣伝」などについて。 よろしければぜひ、ご一読ください。 zuuonline.com ⇒「経営学」の記…