本のマーケティングは、出版社がやってくれる部分もありますが、著者もがんばらなければ、道は開けません。
本の表紙は、広告ポスターのようなもので、売れ行きに大きく影響します。
表紙のデザインはブック・デザイナーさん、タイトルやコピー(宣伝文句)は編集者さんが考えることが多いと思います。
ジャンルや会社によるかもしれませんが、本が出た直後の新聞広告や、営業担当者による書店への売り込みは、出版社がやってくれるでしょう。
書店への売り込みは、著者が自分でやると、むしろ怒られるようです。
プレス・リリース(メディアへのお知らせ)や献本も、ある程度は出版社がやってくれるでしょう。
しかし、編集者さんも営業さんも多くの本を担当していますから、自分の本だけに時間を割いてもらえるわけではありません。
出版社が売上を最大化するには、限られた資金や人材を、売れる本に集中しなければなりません。
ここでも「売れる本はますます売れる」という法則が成り立ちます。
売れ行きが好調なら、出版社もますます力を入れてくれるでしょう。
著者ができるマーケティングには、次のようなものがあります。
● プレス・リリースや献本
新聞、雑誌、放送局、書評サイトなど、いろいろなメディアにプレス・リリースや献本をします。
取材して記事にしてくれたり、書評を書いてくれたり、プレゼント企画につかってくれることがあります。
大手のメディアは、とりあげてくれる確率は低いものの、効果は大きいでしょう。
ローカル・メディアは、効果は限られますが、とりあげられやすいでしょう。
● ブログやSNSでの宣伝
友人・知人への告知はもちろんですが、ブログ、Twitter、Instagram、Facebookなどで、一般向けにも情報発信をします。
思いがけず、著名人やインフルエンサーが反応してくれることもあります。
●広告
Twitter広告、Facebook(Instagram)広告、Google広告などは、著者個人でも出すことができます。
ある程度の出費は覚悟して、最初に勢いをつけなければ、すぐに書店から撤去されて終わりです。
出版社に依頼して、著者の費用で新聞広告やAmazon広告を出すこともあります。
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「宣伝会議」さまの実践講座に登壇しました。
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◆ 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2022」にノミネートされました。
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