これは2015年の情報ですが、出版プロデューサーの吉田浩さんによると、出版社に本の企画を持ち込んで、採用されるのは0.3%、1000回に3回の確率だそうです。
たとえ100社の出版社を探して持ち込んでも全滅の可能性が高いわけで、時間もどれだけかかるかわかりません。
上の動画でも紹介されていますが、私が調べたなかで一番よさそうだったのは、「ほんたま」さん(企画のたまご屋さん)にお願いするという方法でした。
「ほんたま」さんは、魅力的な企画書をつくるサポートをしてくれます。
その企画書を、1000人以上の編集者に配信してくれるそうです。
自分で編集者を探して持ち込むのに比べれば、はるかに効率的です。
そのかわり出版できたときは、成果報酬として印税の3割を「ほんたま」さんにお支払いすることになります。
それを「高い」と思うか「安い」と思うかは、人それぞれだと思います。
私は、そもそも本を出せなければ印税も入らないわけですから、「出版が実現すれば印税の3割を支払う」「本を出せなかったら何も支払わなくてよい」という契約はリーズナブルだと思いました。
「ほんたま」さんにしても、著者の印税が多いほど収入が増えるわけですから、「著者のためによい企画書をつくる」「複数の編集者が手を上げたときには、最も売れそうな出版社をアドバイスする」など、本気で著者をサポートするインセンティブ(動機)があるはずです。
印税の3割を支払っても、「ほんたま」さんのサポートで売上が1.43倍(1/(1-0.3))以上になれば、印税収入はむしろ増えることになります。
私は実際に「ほんたま」さんとの契約で2冊の本を出すことができましたし、その実績が今後の出版にもつながると思います。
念のためですが、この記事を書くにあたって、私が「ほんたま」さんから報酬をいただくようなことは一切ありません。
自分の経験を正直に書いたつもりですが、「ほんたま」さんをご利用する際は、ご自身の判断と責任でお願いいたします。
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「宣伝会議」さまの実践講座に登壇しました。
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◆ 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2022」にノミネートされました。
◆ ライザップの瀬戸健社長が、『週刊文春』で書評をお書きくださいました(2021年10月28日号、p.121)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
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今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」【内容紹介】
◆ 「二子玉川 蔦屋家電」さまで、マーケティングの月間ランキング1位になりました(2022年5月、6月、9月)。
◆ 『日刊工業新聞』さまに書評が掲載されました(2022年2月7日)。
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今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「意思決定」【内容紹介】
◆ 『PRESIDENT』2023年2.17号の「職場の心理学」のコーナーで、「絶対に失敗が許されない人の「意思決定力」養成法」と題した著者の記事が掲載されました(p.106-109)。
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