これは本にかぎりませんが、商品として成功するには、ざっくり言って3つのポイントがあると思います。
1つめは「自分が好きなこと、得意なこと、やりたいこと」を追求するということです。
自分の夢や趣味なら、これだけで突き進んでもよいでしょう。
今では、ほとんど費用をかけずに本を自己出版することもできます。
たとえば、AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)というサービスがあります(https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/)。
私も、このサービスで電子書籍(Kindle版)をつくったことがあります。
「Word」などでつくった原稿があれば、Amazonのウェブサイトで必要事項を記入し、原稿データをアップロードすれば、順調なら数日後には書籍化され、Amazonでの販売が始まります。
2021年10月からは、このサービスで紙(ペーパーバック)の本も出せるようになりました。
著者は、自分で原稿をつくる以外はほとんど費用をかけずに、紙書籍やKindle版をAmazonで販売できるのです。
紙書籍については私自身ではやったことがなく、詳しいことはわかりません。
興味のある方は、上記のAmazonウェブサイトでご確認ください。
「有隣堂 アトレ川崎店」さま、2022年6月11日
商品として成立するポイントの2つめは、「ニーズ」(needs)がある(それを欲しがるお客がいる)ということです。
自分が「やりたい」「できる」というだけで突っ走ると、自己満足で終わってしまうかもしれません。
商業的に成功するには、「買ってくれるお客がいる」のも大切な条件でしょう。
Amazonのキーワード検索などで、自分が考えている本の「類書」がどれくらいあるのかを把握し、どんな本が売れているのか分析してもよいかもしれません。
3つめは、「自分より強いライバルがいない」「競争で勝てる」ということです。
これについては、次回に書こうと思います。
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「宣伝会議」さまの実践講座に登壇しました。
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◆ 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2022」にノミネートされました。
◆ ライザップの瀬戸健社長が、『週刊文春』で書評をお書きくださいました(2021年10月28日号、p.121)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
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今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」【内容紹介】
◆ 「二子玉川 蔦屋家電」さまで、マーケティングの月間ランキング1位になりました(2022年5月、6月、9月)。
◆ 『日刊工業新聞』さまに書評が掲載されました(2022年2月7日)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
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今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「意思決定」【内容紹介】
◆ 『PRESIDENT』2023年2.17号の「職場の心理学」のコーナーで、「絶対に失敗が許されない人の「意思決定力」養成法」と題した著者の記事が掲載されました(p.106-109)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
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