(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

クラシック音楽の名曲・名盤を語る:チャイコフスキー「交響曲5番」(13)

北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。

*  FMりべーる「クラシックにくびったけ」

https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/

https://clatake837.amebaownd.com/

 

アサリ  ドイツのオーケストラによる演奏で、コーキのおすすめは?

 

コーキ  そうだね、ケンペアバドは私の推薦盤のところで紹介するけど、 カラヤンベルリン・フィル(私が聴いたのは1965、1971、1975年盤)も人気があるよね。

 

アサリ  前出のウィーン・フィル盤とあまり変わらない印象で、カラヤンの特徴が出ているね。

年代によって解釈がぶれないところは、カラヤンらしい。

 

カラヤン指揮、ベルリン・フィル(1965、1971、1975年)のCD裏ジャケット。

 

コーキ  ヴァント(Gunter Wand、1912~2002年)の北ドイツ放送交響楽団(1994年、ヴァントが82歳になる年)も、世評が高い。

ヴァントらしく真摯で実直な、力強い演奏。

しっとり丁寧だけど、色気はなく、ひたすら真面目。

面白味には欠けるのかな。

 

アサリ  ヴァントらしい端正な演奏だけど、チャイコフスキーではあまり興奮しないね。

ブルックナーだと、あれほど感動するのに。

 

ヴァント指揮、北ドイツ放送交響楽団(1994年)のCDジャケット。

 

コーキ  ザンデルリンク(Kurt Sanderling、1912~2011年)のベルリン交響楽団(1979年、ザンデルリンクが67歳になる年)というのもあるね。

正統派だけど、ごく普通というのか、私はあまり特別なものを感じない。

テンポが緩んで、活気がない気もする。

 

アサリ  そうだね、本来のザンデルリンクなら、もう少しやれそうな気がする。

彼のチャイコフスキー4番(レニングラード・フィルとの1956年盤、ベルリン交響楽団との1978年盤)は決して悪くないけど、この5番は今ひとつかな。

 

ザンデルリンク指揮、ベルリン交響楽団(1979年)のCD裏ジャケット。

 

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