(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

英仏ドライブ紀行(56)ストラスブール

週末のCofee Break。 ストラスブールの美しい水辺を歩きます。 サン・ニコラ橋(Pont Saint-Nicolas)から、西を見た眺め。 そこから、東を見た眺め。 東側から見たサン・ニコラ橋。 西側から見たコルボー橋(Pont du Corbeau)。 コルボー橋から見たサン・…

ブックフェアで、拙著が展示されています

同文舘出版の夏のブックフェアが順次始まっており、拙著も展示されています。 「紀伊國屋書店大手町ビル店」さまで、「経営学」「マーケティング」が展示されています。 https://x.com/Kino_Otemachi/status/1925097771729879321 「紀伊國屋書店 横浜店」さ…

驚くほど強力な錯覚 「明るさの恒常性」「色の恒常性」

前回は大きさの恒常性(size constancy)の話をしました。 今回は明るさの恒常性(lightness constancy)と色の恒常性(color constancy)です。 下の画像はチェッカーシャドー錯視(checkershadow illusion)と呼ばれる、とても強力な錯覚です。 NTT「錯視…

英仏ドライブ紀行(55)ストラスブール

週末のCofee Breakです。 ストラスブールの街を散策。 サン・トマ橋を南へ渡ったところにあった「Bistrot des Copains」というお店。 アルザス名物のコロンバージュ(Colombages、木組み)の建物です。 シャルル・フレ通り(Quai Charles Frey)を東へ歩きま…

なぜ、八幡宮の参道はだんだん狭くなる? 「大きさの恒常性」

下の左右の絵を、見くらべてください。 NTT「錯視と錯聴を体験 Illusion Forum」「大きさの恒常性 2」 https://illusion-forum.ilab.ntt.co.jp/size-constancy2/index.html 描かれているゾウやネズミの大きさは同じですが、右の絵では、ゾウがミニチュアにな…

英仏ドライブ紀行(54)ストラスブール

週末のCofee Break。 ストラスブールの街を散策します。 ラ・プティット・フランス(Quartier de La Petite France)のサン・マルタン橋(Pont Saint-Martin)から、北西を見た眺め。 時刻は19:18(サマー・タイム)ですが、まだ青空が広がります。 この日の…

拙著「経営学」の増刷(10刷)が決まりました

拙著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」』の増刷(10刷)が決まりました。 シリーズ3冊では紙書籍だけで2万部を突破し、「経営学」は紙書籍だけで1万部を突破しています(電子書籍や「聴く本」も好調です)。 ありがとうございます。 ⇒「お知…

脳は無意識に解釈する? 「補完」「グループ化」

前回お話ししたように、私たちの感覚器(sensory receptor、目、耳、鼻、舌、皮膚など)がとらえるのは、外の世界にあふれる情報のうち、ごく一部です。 また、私たちの知覚(perception、脳がとらえる感覚)は、外界の状況をそのまま反映するものではありま…

英仏ドライブ紀行(53)ストラスブール

週末のCofee Breakです。 この日は朝からヴェルサイユ宮殿を訪れ、パリに戻ってガルニエのオペラ座を見学し、午後のTGV(フランスの高速鉄道)でストラスブール(Strasbourg)へ向かいました。 ストラスブールはアルザス地方の中心都市で、川に囲まれた旧市…

生物によって、見える世界は違う? 「知覚」

前回は、見る人によって色が変わるという、不思議な写真を紹介しました。 それは私たちヒトのあいだでの、見え方の個人差でした。 異なる生物種になると、違いはさらに劇的です。 「五感」のような感覚システム(sensory system)を発達させ、維持し、機能さ…

英仏ドライブ紀行(52)パリ

週末のCofee Breakです。 ガルニエのオペラ座(Opera Garnier)を見学。 イタリア式の劇場ホールには、シャガール(Marc Chagall)の幻想的な天井画。 グラン・フォワイエ(Grand Foyer、大広間)に出ます。 さきほど訪れたヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」より…