(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

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クラシック音楽の名曲・名盤を語る:シューベルト「未完成」交響曲(15)

北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。

*  FMりべーる「クラシックにくびったけ」

https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/

https://clatake837.amebaownd.com/

 

アサリ  ピリオド演奏のおすすめ盤で、もうひとつはブリュッヘン(Frans Bruggen、1934~2014年)の18世紀オーケストラ(1993年、ブリュッヘンが59歳になる年のライヴ録音)。

ブリュッヘンは、古典派やロマン派の交響曲で数多くの名演を残した。

アーノンクールのように研究成果を誇示するようなところはなく、正攻法で音楽を奏でる。

ピリオド演奏にもいろいろなタイプがあるけど、私はインマゼールブリュッヘンがあれば充分かな。

 

コーキ  ブリュッヘンが亡くなる前年に、日本での引退公演(2013年4月6日、すみだトリフォニー)を聴いた。

演奏はもちろん18世紀オーケストラで、曲目は「未完成」と、メンデルスゾーン交響曲3番「スコットランド」。

哀愁や寂寥感の漂う選曲だし、聴衆はブリュッヘンとの別れを予感しながら聴いたんじゃないかな。

 

1993年盤の「未完成」は、彼らしくオーソドックスで正統派だね。

しっとり落ち着いた雰囲気だけど、気迫に満ちて、劇的なところもある。

作曲当時の編成ということもあって、圧倒的なパワーはないけど、透明感のある清澄な音色が好ましい。

 

ブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラ(1993年)のCD裏ジャケット。

 

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