(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

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クラシック音楽の名曲・名盤を語る:シューベルト「未完成」交響曲(4)

北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。

*  FMりべーる「クラシックにくびったけ」

https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/

https://clatake837.amebaownd.com/

 

コーキ さて、そろそろアサリのおすすめ盤を語ってもらおうか。

 

アサリ 今回も人気曲だけに名盤も多く、4つに分けて紹介しようかな。

まず「モノラル盤」(1950年代くらいまで)。

次に「ステレオ盤」(1970年代くらいまで)。

それから「デジタル盤」(1980年代以降)。

最後に「古楽器盤」(ピリオド演奏)。

 

コーキ いいね、モノラルのおすすめは?

 

アサリ まず、オランダの名指揮者メンゲルベルク(Willem Mengelberg、1871~1951年)が、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したライヴ録音(1940年、メンゲルベルクが69歳になる年、録音は1939年という説もある)。

一言でいえば、古きよき時代を感じさせる演奏。

このコンビらしくポルタメントを多用し、計算し尽くされたテンポの揺れがある。

コンセルトヘボウ管の、艶のある弦の響きも心地いい。

 

コーキ  メンゲルベルクは、1942年にも「未完成」を録音しているよね。

 

アサリ  そう、音質はそのスタジオ録音(TELEFUNKEN)のほうが断然いい(録音は1943年という説もある)。

 

コーキ どちらの演奏も、覇気にあふれ、心に迫るものがあるね。

年代なりに、録音は古めかしいけど。

 

メンゲルベルク指揮、コンセルトヘボウ管弦楽団(1940年)のLPジャケット。

 

メンゲルベルク指揮、コンセルトヘボウ管弦楽団(1942年)のCD裏ジャケット。

 

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