週末のCofee Break、前回の話の続きです。
ジェノヴァの港でタクシーの男に「どこまで行くの?」と聞かれて、「ポルトフィーノ」と答えました。
すると「往復150ユーロでいいよ。途中でどこかに寄るなら待っててあげるよ」と言います。
真偽は怪しいものの、電車やバスは運休だというので、ちょっと考えました。
現地の相場はわかりませんが、ポルトフィーノまでの往復は100km近くになるので、日本の感覚でいえば、貸切で150ユーロ(2万円弱)は高くありません。
それに、電車とバスを乗り継ぐよりは、早く確実に行けるでしょう。
クルーズの旅では、出航時間までに戻れず置き去りにされるのが一番の恐怖なので、時間は大切です。
問題は、タクシーのお兄さんが信用できるかどうかです。
とりあえず値切り交渉をしてみましたが、値下げは頑として受け付けません。
「支払いは最後でいい?」と聞くと、それは「OK」だといいます。
迷いながらも、乗ってみる気になりました。
タレントのジローラモさんにちょっと似たタクシー・ガイドは「ジョヴァンニ」と名乗りました。
彼が話すのはイタリア語混じりの英語でしたが、なぜか言うことはよくわかりました。
車窓から見える風景を饒舌に解説してくれて、楽しい道中になりました。
途中で電車もバスも動いていることがわかって「やっぱりやられたか」と思いましたが、あえて口には出しませんでした。
車でポルトフィーノへ入れるのは「リベルタ広場」というところまでで、そこから200mほど道を下ったところに港(マリーナ)があります。
港から階段を上って山道に入ると、「ブラウン城」のある高台に出ます。
前回と前々回の写真は、そのあたりの風景でした。
ポルトフィーノの散策を終えて、約束の時間にリベルタ広場に戻ると、ジョヴァンニがちゃんと待っていてくれました。
そこからサンタ・マルゲリータ・リグレの街に立ち寄ってもらい、再び彼と別れました。
あいにくの雨模様でしたが、ここもリゾートの港町です。
こちらは初代のイタリア国王、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の像。
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