北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
コーキ ショルティ(Georg Solti、1912~1997年)のシカゴ交響楽団(1975年、ショルティが63歳になる年)は、凄絶な演奏。
このコンビらしく、壮大で劇的で、金管がよく鳴る。
緊密なアンサンブルで、パワフル。
そういう方向性では、ひとつの頂点に立つ演奏だと思う。
アサリ 私にとってショルティは、カラヤンよりもさらに相性の悪い指揮者だな。
いずれも、ヴィルトゥオーゾ・オーケストラたるシカゴ交響楽団の機能性を活かした演奏で、録音も優秀。
コーキ 「ヴィルトゥオーゾ」(virtuoso)というのは、「名手、巨匠、超絶技巧の持ち主」というような意味のイタリア語だね。
発音は、イタリア語では「ヴィルトゥオーゾ」、英語では「ヴァーチュオーソ」のような感じ。
アサリ なお、ショルティは1987年(ショルティが75歳になる年)にもシカゴ響と「チャイ5」を録音している。
円熟期のショルティがオケの自主性を引き出しているけど、いまひとつ鳴りきらない感じで残念。
ショルティ指揮、シカゴ交響楽団(1975年)のCD裏ジャケット。

コーキ ショルティはパリ音楽院管弦楽団とも「チャイ5」を録音している(1956年、ショルティが44歳になる年)。
こちらは、古きよきフランスの名手たちによる美しい演奏。
2楽章のホルン・ソロは、首席のテヴェ(Lucien Thevet、1914~2007年)。
アサリ コーキはフランスの音色、とくにパリ音楽院管弦楽団が好きみたいだね。
シカゴ交響楽団と比べるとパワーで劣り、ステレオ初期の録音も今ひとつ。
このオケらしい、カラッとした音色は悪くないけど。
ショルティ指揮、パリ音楽院管弦楽団(1956年)のLPジャケット。


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