北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
アサリ 最初のおすすめは、前回のスメタナ「わが祖国」と同じく、スメターチェク(Vaclav Smetacek、1906~1986年)が指揮した演奏。
オーケストラはチェコ・フィルじゃなくて、プラハ放送交響楽団(1974年)だけど。
決して一流のオケではないのかもしれないけど、メリハリの効いた好演。
スメターチェクは、ときおり独自の解釈を見せ、心地よくテンポを揺らし、この曲の楽しさを演出している。
コーキ アンチェルのチェコ・フィルを彷彿とさせるような、鉄壁のアンサンブルだね。
切れ味のよい、気迫に満ちた演奏。
スメターチェク指揮チェコ・フィル(1974年)のCDジャケット。
アサリ スメターチェクに続いて、チェコの指揮者による名盤を挙げていこうか。
ターリヒ(Vaclav Talich、1883~1961年)のチェコ・フィル(1949年、1954年)もいいね。
コーキ 私は1954年盤をLPで聴いている。
しっとりと情感豊かで、これぞ「新世界より」という演奏。
ターリヒ指揮チェコ・フィル(1954年)のLPジャケット。
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