経済学では「どこで買っても同じような、ありふれた商品」を「コモディティ」と呼びます。
「トイレット・ペーパー」や「ティッシュ・ペーパー」は、コモディティの代表のような商品でしょう。
今回は、そうした業界で差別化に成功した例を紹介します。
まず、トイレット・ペーパーについて。
拙著『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」』の3-3では、「11,000円のトイレット・ペーパー?」という見出しで「羽美翔」という商品を紹介しました。
https://www.fuwafuwa-roll.com/fs/fuwafuwa/c/hanebisho
実は同書を出版して間もなく、製造元の「望月製紙」さまが、「羽美翔」を出版社にご恵贈くださるということがありました(ありがとうございます)。
私もおすそ分けをいただいて、実物にふれる機会に恵まれました。
これまでに経験したことのない、しっとり極上の肌触りでした。
ティッシュ・ペーパーについては先日「麻生けんたろう」さんから、珍しいものをいただきました。
麻生さんは、私の故郷・北海道旭川市でFMラジオのパーソナリティをされ、「話し方」について著書をたくさん書かれるなど、八面六臂の活躍をされている方です。
それは「七宝ティッシュ」というもので、写真のように、七色のティッシュ・ペーパーが次々と出てくる、カラフルな楽しい商品です。
すでに完売となり、今では手に入らないようです。
貴重なものをくださった麻生さんに、本当に感謝です。
写真は下記の公式サイトから。
https://www.daishowasiko.com/info/shippoutissue-fin/
どんな商品でも、アイデアしだいでは差別化できるものだと、実感しました。
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