北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
コーキ 今回からは、これまでの4曲よりも古い時代、ロマン派初期の作曲家シューベルト(Franz Peter Schubert、1797~1828年)の交響曲「未完成」を語ろう。
アサリ ようやく、私の好きな古典派~ロマン派の曲が来たね。
「未完成」は、名前のとおり未完にして、なぜか人気の高い名曲。
コーキ ブログのタイトルには、シューベルト「交響曲『未完成』」とだけ表記しておくよ。
これまでも人気の名曲を語ったけど、今回もポピュラーな作品だね。
まずは、曲について語ろうか。
アサリに解説してもらう前に、今回も生成AIに聞いてみよう。
WindowsのCopilotに「シューベルト『未完成』の魅力を教えて」と尋ねると、次のように答えてくれた。
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シューベルトの交響曲第8番「未完成」は、その独特な美しさと感情の深さで多くの人々を魅了しています。以下にその魅力をいくつか挙げてみますね。
1. 未完成の美学
「未完成」というタイトル自体が興味を引きます。シューベルトはこの交響曲を第2楽章までしか完成させていませんが、その未完の状態が逆に作品の神秘性を高めています。
2. 感情の深さ
第1楽章は、低音弦楽器のメロディが地下の世界から湧き上がるような重厚感を持ち、オーボエとクラリネットが憂いに満ちた旋律を奏でます。この楽章は、暗く重苦しい雰囲気の中に美しさを秘めています。
3. 対照的な楽章
第2楽章は、第1楽章とは対照的に、調和的で天国的な優しい光を感じさせる楽章です。メロディメーカーとしてのシューベルトの才能が存分に発揮されており、聴く者に深い感動を与えます。
4. 歴史的背景と未完の理由
シューベルトがこの交響曲を未完のままにした理由については様々な説があります。例えば、経済的困窮や他の作品に集中する必要があったため、または病気の影響で続けられなかったなどです。これらの背景も作品の魅力を一層引き立てています。
5. 名盤の数々
この交響曲は多くの名指揮者によって演奏されており、それぞれの解釈が異なるため、聴き比べる楽しみもあります。例えば、ブルーノ・ワルターやセルジウ・チェリビダッケ、カルロス・クライバーなどの名演があります。
シューベルトの「未完成」は、その未完の美しさと深い感情表現で、聴く者を魅了し続けています。あなたもぜひ、いろいろな演奏を聴いてみてくださいね。
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