(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

クラシック音楽の名曲・名盤を語る:ドヴォルザーク「交響曲9番」(6)

北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。

*  FMりべーる「クラシックにくびったけ」

https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/

https://clatake837.amebaownd.com/

 

アサリ  そういえば「新世界」交響曲はなぜか、ハンガリーの指揮者とも相性がいいような気がする。

たとえばライナー(Fritz Reiner、1888~1963年)。

 

コーキ  ライナーのシカゴ交響楽団との演奏(1957年)はいいね。

快速テンポでぐいぐい引っ張り、推進力がある。

折り目の正しい、教科書のような演奏でもある。

 

アサリ  CDでカップリングされているドヴォルザークの序曲「謝肉祭」も、ライナーらしさが全開で、痛快な演奏。

 

ライナー指揮シカゴ交響楽団(1957年)のCD裏ジャケット。
 


アサリ  セルGeorge Szell、1897~1970年)とクリーヴランド管弦楽団の演奏(1959年)も、名盤として名高い。

彼もハンガリーの出身。

 

コーキ  往年の名コンビだね。

セルはライヴでは情熱的に燃えるけど、スタジオでは正確無比な印象。

あまりロマンティックではないけど、完成度は高い。

 

セル指揮クリーヴランド管弦楽団(1959年)のCD裏ジャケット。

 

アサリ  オーマンディ(Eugene Ormandy、1899~1985年)も、ハンガリーの生まれだね。

 

コーキ  長年にわたって音楽監督をつとめたフィラデルフィア管弦楽団との録音(1976年)もあるけど、私はロンドン交響楽団(1966年)との演奏が好き。

鮮烈な堂々たる演奏で、情感も豊か。

オーマンディといえば、暖かく甘美なフィラデルフィアサウンドのイメージがあるけど、これを聴けば印象が変わるんじゃないかな。

 

オーマンディ指揮ロンドン交響楽団(1966年)のLPジャケット。

 

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