北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
アサリ チェコ・フィルの演奏では、2002年に日本人として初めて「プラハの春」音楽祭のオープニングを指揮した「炎のコバケン」こと小林研一郎(Kenichiro Kobayashi、1940年~)のライヴ(チェコ・フィル、2002年)も印象に残っている。
チェコ・フィル以外では、マタチッチ(Lovro von Matacic、1899~1985年)の2つのライヴ録音(1968年のNHK交響楽団、1982年のウィーン放送交響楽団)もいい。
新しいところでは、デイヴィス(Colin Davis、1927~2013年)の燃焼度の高いライヴ(ロンドン交響楽団、2005年)。
コーキ なるほど。
最後に、クラシック音楽ファンや、評論家の評価も見ておこうか。
ここでは、レコード芸術編『リーダーズ・チョイス 私の愛聴盤 読者が選ぶ名曲名盤100』(音楽之友社、2000年、p.171)から引用。
コーキ 上位の演奏は、だいたい僕らの考える名盤と一致しているね。
アサリ クーベリックはチェコ・フィルに限らず、どの録音もすばらしい。
あとは、チェコ出身のターリヒ、アンチェル、ノイマン、スメターチェクが指揮するチェコ・フィルがいいということかな。
さて、初回はまずまず意見が合ったけど、これからはどうだろう。
次にとりあげる名曲は?
コーキ もうひとりのチェコを代表する作曲家、ドヴォルザークの「新世界より」なんてどう?
アサリ 人気の名曲で、名盤も多いね。
それは楽しみだ。
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