(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

クラシック音楽の名曲・名盤を語る:スメタナ「わが祖国」(3)

北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。

*  FMりべーる「クラシックにくびったけ」

https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/

https://clatake837.amebaownd.com/

 

コーキ  そろそろ、「わが祖国」の名盤について語ろうか。

 

アサリ  1枚だけ選ぶとしたら、スメターチェク(Vaclav Smetacek、1906~1986年)指揮チェコ・フィルの演奏かな。

6曲のどれをとってもまったく隙のない、情熱的な演奏。

スメターチェクは「チェコカラヤン」とも呼ばれた名指揮者で、録音(1980年)の当時は70歳代の半ば。

 

コーキ  スメターチェクは安心して聴ける正統派で、味わい深いね。

チョコ・フィルの音色も、叙情的で美しい。

この演奏はLPとCDで持っている。

そもそもがデジタル録音だけど、LPは自然に、CDはどこか人工的でザラザラした音に感じる。

 

スメターチェク指揮チェコ・フィル(1980年)のLPジャケット。

 

スメターチェク指揮チェコ・フィル(1980年)のCD裏ジャケット。

 

コーキ  ところで、スメターチェクもそうだけど、チェコには「ヴァーツラフ」(Vaclav)という名前が多いね。

初代大統領のハヴェルや、指揮者のターリヒやノイマンの名前も「ヴァーツラフ」。

チェコ守護聖人「聖ヴァーツラフ」から来ているのかな。

 

アサリ  「わが祖国」の名盤に戻るけど、クーベリック(Rafael Kubelik、1914~1996年)も外せないね。

5種類のCDを持ってるけど、完成度ではボストン交響楽団との演奏(1971年)かな。

この曲の頂点ともいえる演奏で、録音も優秀。

燃焼度では、チェコ・フィルとの91年ライヴ(日本公演)がいい。

チェコ・フィルとの90年ライヴも、貴重な歴史的記録だね。

 

コーキ  クーベリックはいいね。

ボストン交響楽団との鮮烈な演奏も、バイエルン放送交響楽団とのすばらしい演奏(1984年)も、チェコ・フィルとの感動的な90年ライヴも。

クーベリックについてはまた次回、じっくり話そうか。

 

⇒「クラシック音楽」の記事一覧はこちら

⇒  ブログの概要(トップ・ページ)はこちら

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

宣伝会議」さまの実践講座に登壇しました。

www.sendenkaigi.com

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学内容紹介

◆  「読者が選ぶビジネス書グランプリ2022」にノミネートされました

◆  ライザップの瀬戸健社長が、『週刊文春書評をお書きくださいました(2021年10月28日号、p.121)

単行本、聴く本(オーディオブックAudible)、電子書籍KindleKoboKinoppyhontoDoly

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング内容紹介

◆  「二子玉川 蔦屋家電」さまで、マーケティングの月間ランキング1位になりました(2022年5月、6月、9月)。

◆  『日刊工業新聞』さまに書評が掲載されました(2022年2月7日)

f:id:Management_Study:20220112215132j:plain 

単行本、聴く本(オーディオブックAudible)、電子書籍KindleKoboKinoppyhontoDoly

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「意思決定」内容紹介

◆  『PRESIDENT』2023年2.17号の「職場の心理学」のコーナーで、「絶対に失敗が許されない人の「意思決定力」養成法」と題した著者の記事が掲載されました(p.106-109)。

単行本、聴く本(オーディオブックAudible)、電子書籍KindleKoboKinoppyhontoDoly

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆