(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

「意思決定」って、なに?

新刊『今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「意思決定」』が、今週末から発売されます。

この投稿の時点では、Amazonで予約注文を受けています。

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今回はこの本の「はじめに」から、少し紹介します。

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    「意思決定」というのは、ちょっと謎めいた言葉ではないでしょうか。
    ビジネスやマネジメントにたずさわる人なら、必ず耳にはするでしょう。「組織」や「戦略」に匹敵する、経営のキーワードです。ところが日常ではあまりつかわれず、意味をつかみにくい言葉でもあります。


    この本を読むうちに、だんだんと全貌が見えてくると思いますが、簡単にいえば「意思決定」は「決める」ことです。
    仕事でもプライベートでも、私たちは日々さまざまな判断をします。何かが起きて「どうしよう」と考え、「こうしよう」と決める。これが「意思決定」です。
    もちろん、ただ決めればよいということではなく、「賢い判断」「正しい選択」が求められます。そのためには、多くの経験から学び、実践的なセンスを磨くのも大切でしょう。それと同時に、この本で紹介するような知識も、きっと役に立つでしょう。
    私たちの人生は、決定の連続です。思考や判断のセンスを磨いて、賢い選択を重ねれば、よい人生になるでしょう。この本で、そのお手伝いができればと思います。


    私はかれこれ25年ほど、防衛大学校で「意思決定」を教えています。
    学生たちは「学生隊」という組織のなかで、リーダー(管理職)の役割を与えられ、「学生舎」(学生寮)で次々と起こる問題の解決にあたります。
    ビジネス・パーソンと同じように、担当する仕事について、判断を繰り返す日々なのです。
    彼らはやがて自衛隊のリーダーとして、ときには過酷な状況で、難しい決断をするでしょう。
    たとえば、救助の現場で被災者が見えたら、救いたいと思うのは当然でしょう。しかし、悪条件のなかで無理をすれば、二次災害をまねくかもしれません。状況によっては、活動を休止する勇気も必要でしょう。
    (この本の執筆時点で)ウクライナの防衛隊が直面しているような状況になれば、反撃するのか退くのか、部隊の配置や運用をどうするか、さまざまな判断をせまられるでしょう。刻々と変わる状況のなかで、プレッシャーに耐え、時機を逃さず、的確な決定を重ねなければなりません。
    そういう、未来のリーダーたちとの交流から生まれた講義ノートが、この本の原型になりました。彼らが興味をもってくれたトピックス、彼らの琴線にふれた言葉を思い起こしながら、わかりやすく読者にお伝えできればと思います。

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