北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
コーキ さて、今回からは4曲目、チャイコフスキー(Pyotr Tchaikovsky、1840~1893年)の交響曲5番。
アサリ この通称「チャイ5」は、チャイコフスキーの数ある曲のなかでも、交響曲6番「悲愴」と並ぶ人気曲だね。
コーキ そうだね、個人的には交響曲1番「冬の日の幻想」も好き。
チャイコフスキーは、ピアノ協奏曲1番やヴァイオリン協奏曲、バレエ音楽「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」、「アンダンテ・カンタービレ」で有名な弦楽四重奏曲1番も人気だね。
メロディ・メーカーで、美しくロマンティックなメロディーを数多く残した。
アサリ 私がクラシックを聴き始めたのは中学時代だけど、40分を越える交響曲で、最後まで集中して聴けたのは、この「チャイ5」が初めてだった。
コーキ さて、いつもはアサリに曲の解説をしてもらうところだけど、今回は趣向を変えて、このところ話題の「生成AI」(ここではWindows11のCopilot)に聞いてみようか。
「チャイコフスキーの交響曲5番の魅力を教えて」と入力すると、以下のように答えてくれた。
*****
私は、この曲の以下の点が魅力的だと思います。
運命の主題が全ての楽章に登場し、曲の統一感とドラマチックさを高めています。
この主題は、曲の冒頭で低音のクラリネットによって奏され、暗く重い雰囲気を作り出します。
その後、この主題は、各楽章で変化しながら繰り返され、運命の変化を表現しています。
例えば、第2楽章では、ホルンによって優美に歌われ、第3楽章では、弦楽器によって軽快に奏されます。
そして、第4楽章では、金管楽器によって壮大に鳴り響きます。
美しい旋律が多く含まれています。
チャイコフスキーは、ロシアの民謡やバレエ音楽の影響を受けて、美しい旋律を作曲することが得意でした。
この曲でも、第2楽章のホルンのソロや第3楽章のワルツの主題など、心に残る美しい旋律がたくさん登場します。
これらの旋律は、運命の主題と対比され、曲の感情の幅を広げています。
激しい展開と感動的な結末があります。
この曲は、運命の主題と美しい旋律の対立によって、激しい展開を見せます。
特に、第1楽章と第4楽章は、曲のクライマックスとなっています。
第1楽章では、運命の主題が強烈に反復され、緊張感が高まります。
そして、最後には、美しい旋律が再び現れて、静かに終わります。
第4楽章では、運命の主題が壮大に鳴り響き、曲の最高潮に達します。
そして、最後には、運命の主題が明るく変化して、勝利のような感動的な結末を迎えます。
以上が、私が感じるチャイコフスキーの交響曲第5番の魅力です。この曲を聴いて、あなたも感動したり、考えたり、楽しんだりしてください。
*****
コーキ どう、なかなか上出来じゃない?
AIは、すでに普通の人間より賢くなった面もあるんじゃないかな。
時代は、これから劇的に変わるのかも。
アサリ なかなかだね。
この曲の特徴を少し付け加えると、3楽章がメヌエットやスケルツォではなく、ワルツになっている。
あと、打楽器がティンパニだけで、(チャイコフスキーの他の交響曲では使われている)シンバルはない。
⇒ ブログの概要(トップ・ページ)はこちら。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「宣伝会議」さまの実践講座に登壇しました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆ 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2022」にノミネートされました。
◆ ライザップの瀬戸健社長が、『週刊文春』で書評をお書きくださいました(2021年10月28日号、p.121)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」【内容紹介】
◆ 「二子玉川 蔦屋家電」さまで、マーケティングの月間ランキング1位になりました(2022年5月、6月、9月)。
◆ 『日刊工業新聞』さまに書評が掲載されました(2022年2月7日)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「意思決定」【内容紹介】
◆ 『PRESIDENT』2023年2.17号の「職場の心理学」のコーナーで、「絶対に失敗が許されない人の「意思決定力」養成法」と題した著者の記事が掲載されました(p.106-109)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆