今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
(前回の続きですが)新年にあたって、これからの時代に必要なことを考えてみましょう。
インターネットの膨大な情報をAIが一瞬で要約するようになると、私たちは巨大な「外部記憶」を、ますます便利に使いこなすようになります。
そうなると、学ぶべきこと、勉強の仕方が、昔とはだいぶ変わるのではないでしょうか。
雑多な知識はAIがいつでも教えてくれますから、些末な知識より、「地頭」といわれるような思考力や、飛び抜けた専門能力が大切になりそうです。
学校の勉強でいえば、数学、物理学、化学、生物学、コンピュータなどは、応用範囲が広く、論理的・科学的な思考力を鍛えられるので、今後も重要でしょう。
「暗記」するタイプの知識は、AIに聞けばいつでも教えてくれるので、それを活用する理解力や思考力が大切になるのではないでしょうか。
「知識」より「知恵」の時代になりそうです。
英語もかなり応用範囲が広く、多くの人にとって、仕事や人生に役立つでしょう。
私は海外20カ国ほどを訪れましたが、外国人がよく訪れるような場所で、英語がまったく通じなかったということはありません。
複数の外国語を中途半端に学ぶより、英語1つをしっかり学ぶ方が、たいていは費用対効果が大きいのではないでしょうか。
そこそこの語学力は、翻訳アプリに置き換わるでしょう。
読解力や理解力は、あらゆる学習の基本になりますから、国語の現代文は今後も重要でしょう。
教育でも「費用対効果」という考え方は大切だと思います。
あまり効果のないところに大きな費用(予算や人材や時間)を投じれば、日本の競争力は失われるでしょう。
応用範囲が狭かったり、インターネットで調べられる知識は、これからは必要に応じて自分で学べばよいのかもしれません。
⇒ ブログの概要(トップ・ページ)はこちら。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「宣伝会議」さまの実践講座に登壇しました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆ 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2022」にノミネートされました。
◆ ライザップの瀬戸健社長が、『週刊文春』で書評をお書きくださいました(2021年10月28日号、p.121)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「マーケティング」【内容紹介】
◆ 「二子玉川 蔦屋家電」さまで、マーケティングの月間ランキング1位になりました(2022年5月、6月、9月)。
◆ 『日刊工業新聞』さまに書評が掲載されました(2022年2月7日)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「意思決定」【内容紹介】
◆ 『PRESIDENT』2023年2.17号の「職場の心理学」のコーナーで、「絶対に失敗が許されない人の「意思決定力」養成法」と題した著者の記事が掲載されました(p.106-109)。
単行本、聴く本(オーディオブック、Audible)、電子書籍(Kindle、Kobo、Kinoppy、honto、Doly)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆