(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

アジア旅行・夏(21)ダナン ~ バンコク

週末のCofee Breakです。

ホイアンへのツアーを終えて、解散場所のプルマンからホテルまで歩きました。

 

プルマンから100mほど北にある「Guns N' Roses」というパブ。

ミーケー・ビーチ沿いの夜景とも、今宵でお別れ。

 

翌朝、ホテルをチェックアウトして、バンコクへ飛びました。

深夜特急』の旅で、沢木耕太郎さんは香港・マカオの次に、バンコクへ立ち寄っています。

沢木さんは、次のように書いています。

 

     私はバンコクという街をこんなふうに想像していた。静かな通りを、穏やかな顔をした人人がゆっくりと往きかっている。陽差しは強いが、木蔭に入れば涼しく、街路樹の根元では物売りが腰を下ろして休んでいる……。ところが、街に出てみて、それがとんでもない誤解だったということを思い知らされた。バンコクも、当然のことながら、現代の都市だったのだ。

    とりわけ意外だったのはその騒音である。バンコクは東京や香港以上にけたたましい街だった。オートバイはマフラーをつけずに走り廻り、サムロと呼ばれるミゼット型のタクシーは爆音のような凄まじい音を残して発進し、バスはバスで絶え間なく警笛を鳴らしている。騒音を逃れてメナム河に出ても、やはりそこにはオートバイのエンジンを搭載したサンパンが、モーターボート顔負けの音を立てて疾走しているのだ。

沢木耕太郎著『深夜特急マレー半島シンガポール新潮文庫、2020年、第四章)

 

沢木さんも「メナム河」と書いていますが、私が子供のころ「チャオプラヤー川」は「メナム川」と呼ばれていました。

タイ語では「メナム・チャオプラヤー」と言うようで、本当は「チャオプラヤー」が川の名前、「メナム」は「川」という意味だそうです。

バンコクではチャオプラヤー川のことを単に「メナム」と言うようで、そこから「メナム」が川の名前だと誤解されたのかもしれません。

 

沢木さんがバンコクのどこに滞在したのか、はっきりしたことはわかりません。

深夜特急』で書かれているのは、「チュラロンコーン大学」からそう遠くない「シープヤ通り」にあるということくらいです。

チュラロンコン大学の南西にあるシープラヤ通りのことかもしれません。

 

私はチュラロンコン大学のすぐ北にある「サイアム」に宿をとりました。

その界隈は今では「バンコクの原宿」といわれるそうです。

 

右側はBTS高架鉄道)のサイアム駅、左側は「サイアム・パラゴン」という商業施設。

 

「サイアム・センター」という商業施設。

たしかに原宿のような、若者の街です。

 

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