(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

クラシック音楽の名曲・名盤を語る:チャイコフスキー「交響曲5番」(9)

北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。

*  FMりべーる「クラシックにくびったけ」

https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/

https://clatake837.amebaownd.com/

 

アサリ  次に、ウィーン・フィルが演奏した名盤を紹介したい。

忘れがたいのは、クリップス(Josef Krips、1902~1974年)が指揮したスタジオ録音(1958年、クリップスが56歳になる年)。

ウィーン・フィルの「チャイ5」としては、初めてのステレオ録音だと思う。

このオケの持ち味を自然に引き出した、美しい演奏。

激しくドライヴするゲルギエフ盤とは、対極をなす。

 

コーキ  古きよきウィーンを思わせる、優美な演奏だね。

クリップスの録音で、こんなにいい音で残っているのは珍しいんじゃない?

 

アサリ  たしかに、当時のDECCAの録音はとても優秀だね。

ちなみに、マルティノン(Jean Martinon、1910~1976年)も同年にDECCAで、ウィーン・フィル交響曲6番「悲愴」を録音している。

クリップスとマルティノンの解釈は不思議とよく似ていて、それも興味深いところ。

 

クリップス指揮、ウィーン・フィル(1958年)のCD裏ジャケット。

 

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