北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
コーキ マルケヴィチ(Igor Markevitch、1912~1983年)も、ロシア帝国のキエフ(現在のウクライナ)で生まれた。
ロンドン交響楽団との「チャイ5」(1966年)は、彼らしくメリハリが効いて、力強い。
2楽章のホルン・ソロは記載されておらず、はっきりとはわからないけど、当時の首席ホルンはタックウェル(Barry Tuckwell、1931~2020年)。
アサリ マルケヴィチのロシア物は悪くないね。
彼のチャイコフスキーでおすすめなのは交響曲6番「悲愴」だけど(ロンドン交響楽団とのスタジオ録音より、NHK交響楽団とのライヴがいい)、この「チャイ5」でもマルケヴィチらしさは出ている。
ただ、PHILIPSの録音は今ひとつかな。
マルケヴィチ指揮、ロンドン交響楽団(1966年)のCD裏ジャケット。
コーキ ロストロポーヴィチ(Mstislav Rostropovich、1927~2007年)指揮のロンドン交響楽団(1976年)も人気がある。
彼らしく、ねっとりと重厚な演奏。
前半はテンポが遅く、少々もたれる気もするけど、噛みしめるように丁寧。
終楽章は、熱く盛り上がる。
2楽章のホルン・ソロはブッシュ(Nicholas Busch、1939~2013)。
アサリ ロストロポーヴィチの指揮だと、私はチャイコフスキーより、ショスタコーヴィチやプロコフィエフのほうが好きだな。
ロストロポーヴィチ指揮、ロンドン交響楽団(1976年)のCD裏ジャケット。
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