北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
コーキ さて、「チャイ5」の名盤について語ろうか。
アサリ 私はこの曲が好きで、音源も100種類ほど持っている。
だから、推薦盤も多くなるよ。
ロシア物ということで、最初にロシア人の演奏を語ろうか。
まずは、ムラヴィンスキー(Evgeny Mravinsky、1903~1988年)のレニングラード・フィル。
チャイコフスキーを得意としていたムラヴィンスキーが、生涯で最も多く演奏したのがこの「チャイ5」。
部分的な録音や映像も含めると20種類があるといわれ、そのほとんどがライヴ。
私が持っている7種類のなかでは、ウィーンでのスタジオ録音(1960年)と、レニングラードでのライヴ(1983年)がおすすめ。
コーキ 1960年のDG(ドイツ・グラモフォン)盤は、あまりにも有名だね。
ムラヴィンスキーが57歳になる年で、気力も体力も充実していたんだろうね。
アサリ 名盤中の名盤だね。
この録音は「ムジーク・フェライン・ザール」(Musikvereinssaal、ウィーン・フィルの本拠地、楽友協会の大ホール「黄金の間」)で行われた。
チャイコフスキーの後期交響曲では、6番の「悲愴」も、このホールで同じ時期に録音された(4番は、これに先立つイギリス公演のさなか、ロンドンでのスタジオ録音)。
コーキ ドイツ語で「ムジーク」(musik)は「音楽」、「フェライン」(verein)は「協会」、「ザール」(saal)は「ホール」。
だから「ムジーク・フェライン(ス)・ザール」は「楽友協会の(大)ホール」だね。
アサリ そういえば、ウィーンの楽友協会には行ったことがある(残念ながらコンサートは聴けなかった)。
大ホール「黄金の間」は、外観も、黄金の内装もすばらしかった。
ムジーク・フェラインの外観と、大ホールの内観(写真は公式ウェブサイトから)。
https://www.facebook.com/musikverein.wien/photos
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