北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
コーキ クリヴィヌ(Emmanuel Krivine、1947年~)指揮のフィルハーモニア管弦楽団(1989年、クリヴィヌが42歳になる年)も、美しい演奏。
クリヴィヌにかかると、フィルハーモニアがフランスのオケのような音色を出す。
柔らかく、上品な響き。
ヴァイオリン・ソロは、カントロフ(Jean-Jacques Kantorow、1945年~)。
そういえば、カントロフのヴァイオリンは生で聴いたことがある(2019年3月3日、茅ヶ崎市民文化会館、カントロフが74歳になる年)。
演目は、ラヴェル、フォーレ、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ。
たぶんカントロフがリピートを飛ばしたか何かで、途中で演奏が止まるハプニングがあった。
ピアノの上田晴子さんから何か言われて、「D'Accord」(ああ、そうか)と返事をして、何事もなかったように素敵な演奏を続けた。
飾らない人柄で、実年齢より若く見えた。
「シェエラザード」は、カントロフ全盛期(44歳になる年)の録音。
アサリ クリヴィヌはモーツァルトなどの小編成に合うと思いきや、「シェエラザード」とはちょっと意外。
クリヴィヌと協演するヴァイオリニストといえば、カントロフやデュメイ(Augustin Dumay、1949年~)が思い浮かぶけど、どちらもエレガントな演奏をするね。
クリヴィヌ指揮、フィルハーモニア管弦楽団(1989年)のCD裏ジャケット。
コーキ シャイー(Riccardo Chailly、1953年~)指揮のコンセルトヘボウ管弦楽団(1993年、シャイーが40歳になる年)も、なかなかいいと思う。
シャイーは私の好きな指揮者で、オケの鳴らし方が、いぶし銀のように渋い。
懐の深い柔らかな響きで、しっとりと美しく、上品に洗練された演奏。
完成度が高く、ロマンティック。
コンセルトヘボウの実力も申し分なく、録音もすばらしい。
ヴァイオリン・ソロは、コンマスのズヴェーデン(Jaap van Zweden、1960年~)。
シャイー指揮、コンセルトヘボウ管弦楽団(1993年)のCD裏ジャケット。
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