北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
コーキ ハイティンク(Bernard Haitink、1929~2021年)指揮のロンドン・フィル(1972年、43歳になる年)は、知られざる名盤だと思う。
フィリップスの録音としては前出のコンドラシン盤があまりに有名で、その影に隠れてしまったのかな。
これを書いている時点では、「タワーレコード限定」の復刻版が出ている。
ヴァイオリン・ソロはコンマスのフレンド(Rodney Friend、1939年~)。
ロンドン・フィルの音色は美しく、情感もたっぷり。
ハイティンクは自然体で、泰然と落ち着いた雰囲気。
優雅で上品で、安心して聴ける。
録音はすばらしく明晰。
もっと有名になってもいいと思う1枚。
アサリ コーキとしては、珍しい録音をチョイスしたね。
ハイティンクという指揮者は、どうも私にはしっくりこなくて、相性の悪い指揮者のひとり。
彼は御大ヨッフム(Eugen Jochum、1902~1987年)のサポートの下、若干32歳でアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者になった(1961~88年まで在任)。
その後は1967年からロンドン・フィル、1995年からボストン交響楽団、2002年からドレスデン国立管弦楽団、2006年からシカゴ交響楽団のシェフ(首席指揮者)を歴任した。
ベルリン・フィルやウィーン・フィル、ロンドン交響楽団にも客演して多くの録音を残したけど、「シェエラザード」はこの1枚だけ。
確かに安心して聴けるけど、私としては今ひとつかな。
晩年のロンドン交響楽団とのベートーヴェンの交響曲全集などは充実しているので、もし再録音していたら印象は違ったかも。
ハイティンク指揮、ロンドン・フィル(1972)のCD裏ジャケット。
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