北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。
* FMりべーる「クラシックにくびったけ」
https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/
https://clatake837.amebaownd.com/
コーキ さて、今度は私の好きな演奏を、指揮者の生年順に語ろうか。
まず、19世紀生まれのモントゥー(Pierre Monteux、1875~1964年)の指揮、ロンドン交響楽団の演奏(1957年)。
モントゥーはパリの生まれで、パリ音楽院でヴァイオリンを学んだ。
オペラ・コミーク管弦楽団やコロンヌ管弦楽団のヴァイオリン奏者となり、1906年(31歳になる年)に指揮者としてデビュー。
1911年(36歳になる年)からは、ディアギレフの伝説的なロシア・バレエ団(Ballets Russes、バレエ・リュス)の指揮者になり、「春の祭典」「ペトルーシュカ」「ダフニスとクロエ」など、多くのバレエ音楽を初演した。
モントゥーの舞踏的なリズム感は、バレエ指揮者としての経験から来ているのかな。
彼が1957年(82歳になる年)に録音した「シェエラザード」は、年齢を感じさせない、瑞々しく鮮烈な演奏。
リズムが見事にハマり、歯切れがよく、色彩感にあふれて、オシャレ。
ロンドン交響楽団の音色は美しく、情感や味わいもたっぷり。
1957年の録音とは思えない、鮮明なデッカ・サウンド。
聴いていて気持ちがいい。
アサリ モントゥーのレパートリーは幅広いけど、コーキも言うように彼のバレエ音楽はすばらしく、標題音楽にも定評がある。
晩年のロンドン交響楽団との演奏は、派手さはないけど、モントゥーらしく、丁寧で色彩豊か。
私は、彼とサンフランシスコ交響楽団の一連の録音も好き。
モントゥー指揮、ロンドン交響楽団(1957年)のCD裏ジャケット。
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