(経営学者)佐藤 耕紀 のブログ

経営学の紹介 & Coffee Break(写真、紀行、音楽など)

クラシック音楽の名曲・名盤を語る:ドヴォルザーク「交響曲9番」(12)

北海道・旭川市でFM番組(*)のパーソナリティをつとめるアサリ(浅利 豪)と、経営学者のコーキ(佐藤 耕紀)によるクラシック音楽談義。2人は高校の同期で、かれこれ40年のつきあい。

*  FMりべーる「クラシックにくびったけ」

https://fm837.com/program/classic-ni-kubittake/

https://clatake837.amebaownd.com/

 

コーキ  バーンスタインLeonard Bernstein、1918~1990年)のニューヨーク・フィル盤(1962年)も、有名だね。

彼が44歳になる年の演奏。

激しく、荒々しく、快速テンポで疾走する。

 

ところで、手元のスコア(全音楽譜出版社、2016年)では、第1楽章の24~176小節までをリピート(繰り返し)することになっている。

 

第1楽章、24小節からのリピートの始まり。

 

第1楽章、180小節までのリピートの終わり。

 

多くの指揮者はこのリピートを省略するけど、バーンスタインは繰り返し「あり」で演奏している。

ロヴィツキ指揮のロンドン交響楽団(1969年)や、デイヴィス指揮のコンセルトヘボウ管弦楽団(1977年)も、リピート「あり」。

 

アサリ  バーンスタインは、指示どおりにリピートすることが多いね。

バーンスタインウィーン・フィルを指揮したブラームス交響曲1番」(1981年)を聴いたとき、第1楽章をリピート「あり」で演奏していて驚いた。

当時、そこをリピートする指揮者はあまりいなかったと思う。

 

バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル(1962年)のCD裏ジャケット。

 

コーキ  テンシュテット(Klaus Tennstedt、1926~1998年)も、私の好きな指揮者。

ベルリン・フィルとの演奏(1984年)は、ロマンティックな叙情と、力強い生命力にあふれている。

とくに第4楽章の盛り上がりはすごい。

 

アサリ  たしかに第4楽章は、彼の指揮するマーラーと同じように、テンシュテットらしい演奏だと思う。

でも、そこに至るまでが、私には今ひとつピンと来ない。

ライヴだと、また違うんだろうけど。

 

テンシュテット指揮ベルリン・フィル1984年)のCD裏ジャケット。

 

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