(前回から続く)
外山滋比古さんが言うように、「三上」や「三中」では、脳がリラックスして、余裕のあることが多いでしょう。
そういうとき、私たちの脳は「気になっていること」を考え、アイデアが出るのでしょう。
「時間をおく」「無意識にまかせる」という思考方法もあるのです。
欧陽修は、文章がうまくなる秘訣には「三多」をあげたそうです。
これは「看(かん)多(た)」(本をたくさん読む)、「做(さ)多(た)」(たくさん書く)、「商量(しょうりょう)多(た)」(よく工夫し、推敲する)です。
「経験を積む」「場数を踏む」ということですが、これはあらゆる学習の基本なのでしょう。
私の場合、アイデアが出やすく、創造的な仕事がはかどるのは(昼寝の後も含め)起きてすぐの時間帯です。
起床の直後はさすがにボーっとしますが、そのまま書きかけの原稿を眺めていると、やがて「フロー」(これについては次回、書きます)に入り、いつの間にか仕事が進んでいることがよくあります。
だから、起きたらトイレと水分補給だけすませて、できるだけ早く仕事にとりかかります。
睡眠の後は、身体も脳も疲れがとれて、リフレッシュした状態です。複雑な思考をするのは、そういうときがよいのでしょう。
疲れてきたら、単純作業をしたり、食事、ハミガキ、シャワーなど、気分転換にもなる日常のルーティーンをはさむようにしています。
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