執筆をしていると、ふと我を忘れて、作業に没入するひとときが訪れます。
「神が降りる」という人もいますが、何の苦労もなく、自然に手が動くような感覚になります。
心理学者のチクセントミハイ(Mihaly Csikszentmihalyi)は、そういう心理状態を「フロー」(flow)と呼びました 。*
*M・チクセントミハイ『フロー体験 喜びの現象学』(世界思想社、1996年)
フローは誰にでもあると思いますが、意識的にコントロールするのは難しいでしょう。「終わって気がついたら、一心不乱に没頭していた」という感じです。
フローに入ったら、それができるだけ長く続くよう、邪魔が入らない環境をつくるしかないのでしょう。
前回も書きましたが、創造的な仕事でフローに入りやすいのは(私の場合は)起きてすぐの時間帯です。
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